てしおじお

昔の日本人は、
ほんとうにおいしい塩を
食べていました。

てしおじおの特徴

ちょっこし
特別をつくる、
引き立て役の塩。

原材料は海水だけ。職人が手塩に掛けてつくる塩は、旨みとまろやかな口当たりが特徴。どんな料理にも寄り添い、食材の味を引き立てます。

長い歴史と
高い希少性

1200年前の日本人が食べた塩とほぼ同じ製法でつくられています。これは「揚げ浜式」という製法で現在では石川県能登にしか残っておらず、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

人の手でつくる。
だからうまい。

「浜士(はまじ)」と呼ばれる塩職人が、我が子を育てるようにつくりあげます。塩の味を決める釜焚きでは、一晩中釜を世話し塩の結晶を育てます。


商品ラインナップ

揚げ浜塩(小)

スタンダードなお塩。旨味とまろやかさが特徴で、どんな料理にも合わせていただけます。茹でただけの野菜も、「てしおじお」で食べるとご馳走に。普段使いは安いお塩で、ちょっこし特別な食卓にはこのお塩を使うのもおすすめです。

パッケージ図案「潮撒き編」
汲み上げた海水を「おちょけ」という手桶で撒く「潮撒き」を表現しています。砂地に撒かれた海水は太陽の力で水分が蒸発。砂についた塩分を利用して塩分濃度の高い塩水を作ります。

名称食塩
原材料名海水(石川県能登半島)
内容量20g
賞味期限なし
栄養成分表示(100g当たり)
熱量 10kcal/たんぱく質 0g/脂質 0g/炭水化物 2.4g/ナトリウム 36.9g/カリウム 193mg/マグネシウム 670mg/カルシウム 187mg/鉄 36mg

いしる塩(小)

能登の伝統調味料「いしる」風味。「いしる」は、魚介類でつくる醤油「魚醤」で、秋田のしょっつると並び日本三大魚醤の一つと言われています。イカでつくったいしるを、独自製法でまとわせています。白米にこれだけ掛けて食べる人もいるそうです!

パッケージ図案「釜焚き編」
鋳物製の「釜」で焚き上げ塩の結晶をつくる「釜焚き」を表現しています。16時間かけて夜通し煮詰める「釜焚き」は、火加減で塩の味が変わってしまう重要な作業です。

名称調味料
原材料名海水(石川県能登半島)、米粉、いしる(能登産イカ魚醤)
内容量20g
賞味期限製造日から1年間
栄養成分表示(100g当たり)
熱量 55kcal/たんぱく質 7.1g/脂質 0g/炭水化物 6.7g/食塩相当量 83.8g/カリウム 268mg/マグネシウム 483mg/カルシウム 189g/鉄 87mg

藻塩(小)

能登の海藻・ホンダワラのエキスを抽出し焚き上げた、旨みたっぷりの藻塩。通常の揚げ浜塩よりさらにまろやかな口当たりなので、シンプルなおにぎりが特におすすめ。こちらもスタンダード同様、どんな料理にも合わせていただけます。

パッケージ図案「潮汲み編」
「かえ桶」と呼ばれる桶で海水を汲み上げる「潮汲み」を表現しています。「潮汲み3年」と言われる難しい作業です。

名称食塩(藻塩)
原材料名海水(石川県能登半島)、ほんだわら(能登産海藻)
内容量20g
賞味期限なし
栄養成分表示(100g当たり)
熱量 7kcal/たんぱく質 0g/脂質 0g/炭水化物 1.7g/食塩相当量 87.8g/カリウム 187mg/マグネシウム 593mg/カルシウム 122g/鉄 42mg

ブランドストーリー

「てしおじお」は、石川県能登半島に継承される「揚げ浜塩」を使った商品を展開するブランドです。

浜士(製塩職人)の継承を目的として設立された「株式会社奥能登珠洲塩田村」と能登半島の企画会社「株式会社おやゆびカンパニー」で共同開発しました。

売上の一部は、珠洲の伝統技術・伝統文化である揚げ浜式製塩の持続可能な発展に活用します。

「揚げ浜塩」は千二百年続く伝統製法ですが、現在では能登の一部にしか残っていません。その一因には、製法の難しさ・作業の過酷さが挙げられます。

「釜焚きの時は親の死に目に会えない」
「(過酷さゆえに)猿や狸と見間違える身なりになってしまう」
「一人前になるには、潮汲み三年・潮撒き十年かかる」

人々は「砂取節」という労働歌を歌いながら、製塩を続けてきました。

そんな営みの姿を、塩のおいしさを、少しでも知ってほしい。
てしおじおは、そんな想いの中から生まれたブランドです。

「てしおじお」というブランド名には二つの想いを込めました。

”手潮塩” 人の手によって、潮から塩を生み出す営みを発信したい。
”手塩にかけて”つくられる、ほんとうに美味しい塩を沢山の人に食べてほしい。

てしおじおは、揚げ浜塩の持続可能な発展に貢献していきます。